【移籍の経緯】　秋山 翔吾

　

秋山翔吾選手の広島カープへの入団はサプライズでした。なぜ、西武ライオンズへ入団しなかったのでしょうか？渡米時代は、オフに帰国後、西武ライオンズの施設を使用していた位、関係は良好でした。真相を探ってみたいと思います。やはり、「人」「環境」「契約内容」がネックになるのでしょうか？

過去のメディア情報をまとめたいと思います

2015年

• たまたま居合わせたカープOBから、練習していた秋山を紹介された。その際、技術と人柄に感心

2018年　

• 日米野球　秋山と山川・森が対立

2019年

• 記者Ａ「いやいや、秋山に親しい人ほど『メジャー挑戦は条件釣り上げに利用してるだけ』

2021年

• 11月7日　古巣の球団施設を訪問。辻監督、関係者らと談笑した後、室内練習場で約40分間、マシン打撃などで汗を流した。

2022年

• 春先　渡辺GM「（背番号の話は）春先に電話で話した」
• 4月5日　渡辺GM「まだ何も決まっていない。秋山の気持ちもある」
• 6月17日　秋山「自分が戻ることで、面白くないと思う人がいるんじゃないか」と漏らしていた
• 6月19日　渡辺GM「決断したのであれば当球団としてはオファーを出したい」
• 6月22日　
  • 渡辺GM「あとはアキ（秋山）が決めること」。交渉の席では「戦力として欲しい選手」「アメリカでなかなか思うような結果が出なかったと思うけど、帰ってきて、もう1度ライオンズの選手として頑張ってもらいたい」
  • 提示された契約年数が今シーズンを含めた2年だった
• 6月22日　
  • 株主「獲得することを心から期待している。将来の監督候補としてライオンズの優勝に導いてほしい。絶対にソフトバンクには獲られないで」
  • 西武：後藤高志オーナー「ぜひライオンズとして戻ってきてもらいたいというふうに熱望しております」「編成本部の方でしっかりとこれから秋山選手とコミュニケーションをとって、獲得に向けて最大限の努力をして参ります」
• 6月24日　
  • ソフトバンクからも同様に3年契約での提示を受けた模様。
  • 球団幹部は「思いは伝えました。めちゃくちゃ欲しい選手です。感触はわからないですね」
• 6月26日　DeNA戦後、交渉した鈴木球団本部長が球場から新横浜駅へ向かうタクシー内で「広島入団」の連絡を貰う
• 6月27日　
  • ＮＰＢ復帰を目指していた秋山翔吾外野手が広島入団を決断。交渉に当たった鈴木清明球団本部長は、新井、黒田のカープ復帰に尽力した敏腕交渉人
  • 広島、今季を含めた3年総額5億円規模の契約
• 6月27日　
  • 秋山「自分が2000本への思いを持っていることをフロントの方が認識してくれていたのが、ありがたかったし、うれしかった」
  • 「長くプレーしたいという気持ちがあり、（契約の3年は）欲しい条項の一つだった。それと、普段FA戦線などにも参戦しないカープがオファーを出してくださったことも大きかったですね」
• 6月29日　
  • マエケン「みなさん勘違いされてる方もたくさんいますが僕が後押ししたとかはないですよ。笑　僕にそんな力はありません。笑」
  • 入団決定後の広島・鈴木清明球団本部長「後ろに応援団はいっぱいいた。彼らが一生懸命動いてくれたのだと思う。人間性はみんなから聞いていた」
• 6月30日　入団会見。秋山「個人としての思いは持っていたが、（入団交渉で）フロントの方からそういう（2000本という）言葉が出たのはうれしく思った」
• 12月2日　球団事務所で契約更改交渉に臨み、3年契約の2年目となる来季、年俸1億5千万円プラス出来高払いで更改
• 12月27日　秋山「そうですよね。頭の中では、アメリカから飛行機に乗る瞬間くらいは、95％ライオンズでした」

備考

• 「マエケン」カープ復帰成就の為の囲い込み作戦で、盟友「秋山」を獲得
• 　広島「秋山翔吾の獲得」は「次期・新井監督+黒田コーチ」大プロジェクトの手みやげ（出典元）
• 秋山の気質を理解する存在がいる。西武時代に指導を受けた河田雄祐ヘッド兼外野守備走塁コーチや侍ジャパンをきっかけに親交を深めた菊池涼介や会沢翼だ
• 秋山にとって西武に居場所がなくなっていたのは事実